はじめに掲げたのは、いま石川県立美術館で開かれている特別展「加賀につづいた琳派 宗雪・相説――宗達と光琳のあいだに――」のカタログに載る「ごあいさつ」の一部です。中心となったキューレーターは村上尚子さん――15年ほど前國華清話会で大変お世話になったことも忘れられません。なぜなら当時僕が主幹をやっていたからです(笑)
俵屋宗達は知っていても、俵屋宗雪や喜多川相説は不案内な方が少なくないでしょう。しかし江戸絵画史上、ゼッタイ無視することができない魅力的な画家です。
これまた忘れもしない昭和50年(1975)、同じ石川県立美術館――そのときは石川県美術館でしたが――で特別展「宗雪・相説展――宗達と光琳をつなぐ人々――」が開かれました。もちろん僕も拝見に出かけ、山根有三先生の講演も拝聴しました。そのときのカタログを書庫から引っ張り出してきて、なつかしく眺めながらこのブログを書いているところです。
上の写真はこの特別展の講演にいらした山根有三先生、一緒に参加された高階秀爾先生、それと50年前の饒舌館長ーーそのころは寡黙でしたが( ´艸`)
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