陸游「村童の渓上に戯たわむるを観る」
雨があがってすれすれに 堤を流れる渓たにの水
晴れた夕暮ながめてる 遊ぶ子供をのんびりと
竹馬の子はぬかるみを 物ともせずに駆け抜ける
我が物顔に大空で 風をはらんで唸うなる凧
そんな子供も冬来れば 村の私塾へ通わされ
親父おやじについていっせいに 畑を耕さねばならぬ
字なんか年貢の命令書 読めればそれで十分で
高位高官 苦労して 目指そうなんて愚の骨頂
また島田先生は、「題辞、題詩が単に画図をみた印象、感想を述べるだけでなく、画図の主題と密接な関連があって、 画図の十分な理解のためにはその詩文の解釈が欠かせないとか、題跋の加わることが予期されるというような条件をおくことが必要であろう」と指摘しています。 さらに島田先生は、詩画軸...
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