「教えてください寿老人 いかに除かんこの愁い」
老人笑って「我を見よ 髪の毛すべて真っ白だ
ましてオマエの人間界 除去する術すべなどあるもんか
だが妙案を君がため!! 飲んで赤子あかごに返るんだ!!
自他の区別は三杯で 毀誉きよは五杯で忘却せん
そうすりゃ<道>に通じるし 月日も自由にできるんだ
ただ酔っ払え!! 醒めちゃダメ すすり泣いても効果なし
すぐに帰って酒を買え!! この言げん帯に書いておけ!!」
その棕櫚が「花木眞寫」に見出されることは、何と興味深いことだろうか。言うまでもなく「花木眞寫」は、豫樂院近衛家熙 (一六六七 ~ 一七三六)の筆になる植物寫生圖巻である。すでに源豊宗・北村四郎編『近衞豫樂院御畫 花木眞寫』(淡交社 一九七三年)が あつて 、私たちは大きな恩...
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