「少年行」の李白とくれば、やはり同じく「少年行」のある王維にも登場してもらわなければ物足りません。これまたゼッピン、両詩をチョット味わうだけで、盛唐長安の華麗と殷賑が髣髴としてきます。
新豊できの旨酒うまざけは 一升一万元もする
首都・長安はあふれてる 年少プレーボーイたち
街で出会って意気投合 「盛り上がろうぜ 美酒 酌んで!!」
豪華な酒楼の門前の 枝垂しだれ柳につなぐ馬
昨日紹介した李嶠の詩を読んでみると、「扇影」というのは扇の輝きとかきらめく光の意味みたいですね。そこで僕は「扇影飄」を「白扇 はくせん みたいに翻 ひるがえ る」と訳してみたのですが、「影」を「物陰」の意味に取ると、「衣香」とまったく響き合わなくなっちゃうでしょう。 ついでに...
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