李白「少年行」
長安・五陵のかぶき者 西の市場の歓楽街
白馬に置いた銀の鞍くら またがり春風 切って行きゃ
落花も馬蹄にしだかれる 今日は何処いずこへ洒落込むの?
笑い声上げにぎやかに 胡姫こきの酌する酒場へと……
前に紹介した串田久治・諸田龍美さんの『漢詩酔談』(大修館書店 2015年)にも、すごくいい戯訳があります。とくに「笑って入ったその先は 異国娘のバーの中」という結句には脱帽ですが、僕は李白の「胡姫」をそのまま生かすことにしました。
続けて 「寿石は寿を寓す。菊は居と同音異声にして、尚且つ吉祥の花。猫は耄と同音異声。蝶は耋と同音異声。耄耋は礼記に七十をば耄、八十をば耋、百をば期頤といふ。とありて長寿なり。決して耄碌に非ず」という愉快な解説が加えられています。 つまり菊と居の中国語発音は「ジュ」で同じなのです。...
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