虫を苦しませることは僻事とされ、害虫殺傷さえ禁じられたと考えられていたのが生類憐みの令でした。生類憐みの令の象徴ともいうべき虫のイメージが、南畝の胸底に浮かび上がったとき、ほとんど同時に、かつて心を許しあう友人と楽しんだ虫狂歌合せがよみがえってきたのではないでしょうか。その記録が筐底に眠っていることを、思い出したのではないでしょうか。
さっそく南畝は、蔦屋重三郎のもとに駆けつけ、サナギから蝶に羽化するのを待っていた喜多川歌麿に白羽の矢を立てたのです。
また今年の秋季院展から選んだ「僕の一点」の作者・渋澤青さんが女性であることも驚き でした 。その力強い画風から、男性とばかり思っていた ので、真彦さんの言は意外でした 。 じつに楽しく充実した一日となりました。東慶寺の井上 大光 禅師 によると、 仏事供養 とはいえ50回忌と...
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