「子曰く、……」の箇所には『論語』の読み下しが掲げられていますが、チョットむずかしいので、貝塚茂樹先生の現代語訳(中公文庫)をみることにしましょう。
先生がいわれた。
「弟子たちよ、どうしてだれもあの『詩経』を習わないのか。『詩経』によってものを譬えることができるし、風俗を察することができるし、友となって励ましあうこともでき、政治を批判することもできる。近いところでは父につかえ、遠いところでは主君につかえ、鳥や獣類、草木の種類を覚えるのに役立つものだ」
友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社 1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...
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