金井烏洲「雪水煎茶」(しの木弘明『金井烏洲』)
酔いが醒めたら喉[のど]渇き 「茶が飲みたいなぁ!!」 窓越しに
見る山の端にのぼる月 失敗した画紙 山のよう
子どもに頼む「茶を淹[い]れる 雪を庭から持って来て!!」
重たい瓶[かめ]の雪の中 咲き初めし梅まじりおり
「斗酒なお辞さぬ益荒男のような力強さ」もそのはず、もともと酒器であったらしく、かの酒仙詩人・李白の字 あざな ・太白を借りて「太白尊」とも呼ばれました。「尊」とは「樽」と同じ意味で、お酒を入れる容器のことです。李白尊者という意味じゃ~ありません。 このような器形を吐魯瓶 ...
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