剣門山の南斜面 たくさん生えてる立葵
仙人たちが集うという 会仙亭に移植せり
豊饒なる花つややかに 錦水の水面[みなも]染めている
翠[みどり]の葉っぱが岷山を 変えた!! みごとな青山[せいざん]に
卓文君をも恥ずかしく 思わせるその妖艶さ
女神を顔色なからしむ その穏やかな美しさ
咲き乱れたる紅い花 また紫の花もあり
刺繍で飾った扉から 馥郁[ふくいく]たる香が風に乗り……
田村隆一「夢の中の逆夢」 詩は青春の文学だなんて後進国の 嘘 っ八だ 目がかすみ 耳が遠くなり 口からヨダレが たれてこなかったら 詩は生れない 詩の懐胎は消費人間の特権だ 文明のストックを喰いつぶせ
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