剣門山の南斜面 たくさん生えてる立葵
仙人たちが集うという 会仙亭に移植せり
豊饒なる花つややかに 錦水の水面[みなも]染めている
翠[みどり]の葉っぱが岷山を 変えた!! みごとな青山[せいざん]に
卓文君をも恥ずかしく 思わせるその妖艶さ
女神を顔色なからしむ その穏やかな美しさ
咲き乱れたる紅い花 また紫の花もあり
刺繍で飾った扉から 馥郁[ふくいく]たる香が風に乗り……
幕末には浮世絵師としての活動を開始していますが、幕府 vs 官軍の戦いに幕府方として身を投じ一時中断、明治 10 年ごろふたたび絵師の生活に戻りました。この時代の報道画をはじめとして、さまざまなテーマに縦横の腕を揮いましたが、その代表作とたたえられるのが「千代田の大奥」にほかなり...
0 件のコメント:
コメントを投稿