僕は10月17日が、杉田玄白とともに『解体新書』を翻訳出版した蘭化前野良沢の祥月命日でもあることからスピーチを始めました。もちろん高階先生が『解体新書』を「江戸のなかの近代」として最重要視され、出版220周年の1994年には、挿絵を担当した小田野直武の出身地である角館でシンポジウム「日本近代のあけぼの」を企画開催されたからです。
そのあと、すでにアップした1975年、石川県立美術館で開かれた「俵屋宗雪・相説展」を高階先生と一緒に鑑賞したことから、ほぼ年代順に先生から受けた学恩についてお話しました。しかし制限時間が15分だったこともあり、「饒舌館長ブログ」<追悼 高階秀爾先生>のつまみ食いになり、天上の先生には申し訳ないようなスピーチになってしまいました。
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