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2020年11月21日土曜日

『國華』1500号❣❣❣7

左隻の立葵は、琳派の画家によってしばしば描かれた華麗なモチーフですが、多くの薬効が知られてきました。この屏風が制作されたと推定される正徳年間、九条家の当主は九条輔実[すけざね]でしたが、そのころ子供の師孝[もろたか]が、わずか26歳で没しています。

このような点から、輔実が病魔に冒された師孝の病気平癒を願い、光琳に依頼して、解毒薬効の表象ともなる孔雀と立葵を一双屏風に描いてもらったのではないかと、饒舌館長は推定したのです。けっこう当っているんじゃ~ないかなと自負していますが、またまた妄想と暴走だと笑われちゃうかな(笑) 

それはともかく、立葵の美しさをもっともよくたたえている詩歌は、唐末五代の詩人・徐寅の五言律詩「蜀葵」です。またまたマイ戯訳で紹介することにしましょう。

 

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