2020年2月17日月曜日

静嘉堂文庫美術館WSと徳川景山の詩1


静嘉堂文庫美術館ワークショップと徳川景山(斉昭・烈公)「弘道館に梅花を賞す」

 我が静嘉堂文庫美術館で開催中の「磁州窯と宋のやきもの」展にちなんで、今日は東京龍泉窯主・小山耕一さんによるワークショップ「掻き落しで陶器に絵を描く」が行われました。僕も前からぜひ参加しようと決めていた魅力的なイベントです。

小山さんの指導のもと、僕は大和文華館所蔵の「ナマズ図陶枕」からナマズを拝借し、鉅鹿手の傑作をものしました。これを小山さんが持ち帰って焼き上げ、1週間ぐらい経ったら、各自へクロネコヤマトで送ってくれることになっています。描き上げた後、宅急便送り状に僕の住所氏名を記入しましたが、我が作品のあまりにすばらしい出来栄えに、「品名」の欄には「自作国宝陶器」と書いちゃいました( ´艸`)

午後には、長い間お付き合いのある古美術商・荒木英彦さんが奥様と一緒にお訪ねくださいました。しばらくお会いしていなかったこともあり、饒舌に次ぐ饒舌をやっていたらあっという間に2時間、実に愉快な日曜の午後とは相成りました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館「トプカプ・出光競演展」2

  一方、出光美術館も中国・明時代を中心に、皇帝・宮廷用に焼かれた官窯作品や江戸時代に海外へ輸出された陶磁器を有しており、中にはトプカプ宮殿博物館の作品の類品も知られています。  日本とトルコ共和国が外交関係を樹立して 100 周年を迎えた本年、両国の友好を記念し、トプカプ宮...