2019年9月17日火曜日

静嘉堂文庫美術館「入門 墨の美術」+饒舌口演2



もともと墨も中国で発明されたもので、殷代甲骨文のなかに、墨で書いたものがあるそうです。いわゆる彩陶の文様にみる黒い部分が墨ということになれば、さらにさかのぼることになりますが、これは今のところ何ともいえないようです。

墨が我が国に伝えられたのは推古天皇の18年(610)、高句麗の僧・曇徴が紙の製法とともにもたらしてくれました。推古天皇が出れば、当然「ジンム・スイゼイ・アンネイ・イトク……キンメイ・ビダツ・ヨウメイ・スシュン・スイコ」とジュゲムジュゲムをやることになります。

キツネにつままれた感じの皆さんに、間髪を入れず「大抵ここで拍手が起こるもんですが……」とツッコミを入れて笑いをとりました。饒舌口演をいつも聞いてくれている方は、「凝り性もなく又やってるわ~」と白けたかもしれませんが( ´艸`)


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

中国美術学院「歴史と絵画」11

長い間、黒田は古典主義と印象派を折衷した外光派アカデミズムを我が国へもたらした画家であり、その決定的要因として、ラファエル・コランとの偶然ともいうべき邂逅があげられてきた。これに対して高階秀爾氏は、まったく新しい黒田像を描き出した。黒田の意図した西欧的構想画は、日...