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2018年9月29日土曜日

静嘉堂文庫美術館「松浦武四郎展」4


武四郎は、自分が死んだらこの「一畳敷き」を解体して荼毘の薪にし、骨は大台ケ原に埋葬してほしいという遺言を残して旅立ったそうです。しかし「何だ、辞世の歌と話が違うじゃないか?」なんて、いわないでください。武四郎は矛盾した人間だなんて、簡単に結論を下さないでください。おそらく幕末明治といえども、亡骸をそのまま田圃に打ち捨てておくことなど、絶対許されなかったでしょう。

辞世はナチュラリスト武四郎の憧憬――もしそれが可能なら、どんなに素晴らしいことだろうなぁという憧れの気持ちであったとみるべきです。

憧れといえば、僕が武四郎に憧れるのは、まずその行動力ですね。16歳にして手紙を残し、突然家出をして江戸まで行ったのを皮切りに、全国をくまなく旅行して回った行動力です。その記録を整理して出版することができたのも、すぐれた行動力があったればの話です。


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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら