2018年6月21日木曜日

優先席10


1945年わが国は戦いに敗れ、進駐軍がやってくると進駐軍車両が設けられたらしいのですが、1949年には進駐軍車両の後部半室が婦人子供専用車となり、1951年にはこれを廃止して2等室となりました。翌1952年、正式に2等車を再設定しましたが、1957年には廃止されています。おそらく、経済発展を期すためには邪魔になったのでしょう。2等車を廃止して、そこにたくさん人間を詰め込んだ方が、効率的だったのです。

僕は1953年に大森から蒲田に引っ越しましたが、やはり蒲田駅は京浜東北線でしたから、5年ほどその2等車を見ていたことになります。もちろん乗った記憶はありませんが……。

この2等車を復活し、すべての電車と地下鉄に連結するのです。一種の「グリーン車」ですが、それと区別して「ブルー車」と呼んだらどうでしょうか。特定車両と同じく、1両か2両でいいでしょう。2等料金ですから200円がいいでしょう( ´艸`)

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』3

  前回、東京国立博物館の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を紹介しましたが、実をいうと後期高齢者の僕には「コンテンツ」の意味がよく飲み込めませんでした。しかしこの辞典にはチャンと「コンテンツ」という項目があって、簡にして要を得た説明がなされています。しかも「マーシ...