静嘉堂文庫美術館「あこがれの明清絵画」おしゃべりトーク<ネコ好き館長による猫の絵画史>(11月4日)
企画展ごとに1回館長講座をやってくれと、すでに頼まれています。つまり年間4回です。秋田県立近代美術館時代は、1年間に15回やっていたんですから、チョロイもんです。しかし「講座」や「講演」はやめてもらい、「おしゃべりトーク」とか「饒舌トーク」と銘打って、気楽にやらせてもらうことにしました。
僕の真面目な論文で日本絵画史を勉強したい方は、『琳派 響きあう美』か『國華』の拙文、あるいは現在準備中の『文人画 往還する美』をお読みくださいませ(!?)
今回与えられたお題は「ネコ好き館長による猫の絵画史」です!! 「おしゃべりトーク」とはいえ、誰ですか、こんなのを考え出した学芸員は?――と言いつつも、ネコ好き館長としては何となく心ウキウキ、準備にも熱が入ろうというものです。
書架から、平岩米吉の名著『猫の歴史と奇話』(築地書館 1992)以下、ネコ関係の数冊を引っ張り出してきて、配布資料を作りました。ちょっとおもしろい資料になったと思いますので、それを再録させていただくことにしましょう。もちろん、バージョンアップしてありますよ。すでにこの「饒舌館長」に紹介した資料もあるような気もしますが……
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