琳派とグスタフ・クリムトの関係について、スライドを使いながら分かりやすく説きつつ、「古典」の重要性を指摘する山田五郎さんに、改めてオマージュを捧げたい気持ちになりました。ところが、その講演タイトルは「冷酒ひやざけと古典は後で効く」――さすがにうまいのを考え出されるなぁと感を深くしたことを思い出します。
その後、僕が静嘉堂文庫美術館の仕事をするようになってからも、山田さんには大変お世話になりました。世田谷岡本館で開催した「超日本刀入門」展、静嘉堂@丸の内開館記念展「響きあう名宝」を、「ぶらぶら美術・博物館」で取り上げていただいたからです。
お陰で両者とも大成功のうちに幕を閉じました。「ぶら美の方が日美より効果あり」という業界人もいますが、なるほどと腑に落ちたことでした。山田五郎さん、長きにわたりありがとうございました。安らかにお眠りください。 合掌

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