100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2026年1月13日火曜日

サントリー美術館「NEGORO」16


華鬘はもともとインドで、生花を糸や紐で連ねて首にかけた装身具から発展した仏具です。この風習は西域にもあったと言われていますが、やはり生花といえばインドでしょう。ところで、平安時代の代表的作品である教王護国寺伝来「迦陵頻伽文牛皮華鬘」や中尊寺金色堂の「迦陵頻伽透彫金銅製華鬘」を見ると真ん中に結び紐のような飾りが表現されています。これを専門家は「総角あげまき」と呼んでいます 

 総角かつて生花を連ねて結んだ糸や紐の名残だとされています。はるか遠く古代インドの記憶が日本の華鬘にとどめられている――何と感動的な人間の営為でしょう!! しかし室町時代の丹生都比売神社伝来華鬘になると、総角は消滅しています。あるいは絵馬のように、願をかけて奉納された華鬘だからなのでしょうか。  


0 件のコメント:

コメントを投稿

饒舌館長の光琳論をヨイショしてくれた「光琳派」展が根津美術館で開催中です!! 4

     光琳派の豊饒なる美的世界に 改めて 感を深くし つつ 帰宅、一杯やりながらカタログを開 くと、 野口剛さん が 「光琳派をめぐる四つの断章」という巻頭論文を寄稿しています。 「はじめに」から読み始めた僕は、 つぎの一節に驚くやら、うれしいやら、穴があったら入りたいような...