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2025年10月13日月曜日

出光美術館(門司)「琳派の系譜」5


その蓋表に、金泥、銀泥、白彩、呉須をもって、松が絵付けされています。「光琳松」と呼ばれる単純化された松の形――チョッとクラゲを思わせる形は、日本絵画の特徴ともいうべきシンプリシティーの極致だといってもよいでしょう。それを頭に乗せた松全体のフォルムが、とてもやさしいことに改めて気づかされます。そのやさしい松が、蓋のやわらかいフォルムとよくマッチしているように思います。 

身の内側には、白化粧を施した上に金泥と呉須で波が描かれています。その線はスピード感にあふれ、しかも鋭いのです。それは松のやさしさと対照的な美しさを秘めています。この波を描いたのは兄の光琳にちがいない――というのが山根有三先生の見立てでした。山根先生にしたがえばこの蓋物は光琳・乾山兄弟の合作だったことになります。 



 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら