東京美術『<和英対照>日本視覚文化用語辞典』
以下に掲げるのは、このたび東京美術から出版された『<和英対照>日本視覚文化用語辞典』の序文から引用した一部です。
本辞典の前身である『和英対照
日本美術用語辞典』が、文化交流の新たなステージにおいて国際的に資することを願って産声を上げたのは1990年のことであった。(略)
その後21世紀を迎え、日本における 「美術」 をとりまく状況は加速度的に変化した。 国やジャンルを超えた相互交流がこれまで以上に活発となり、「美術」という概念の境界線が曖昧となる一方で、マンガやアニメなど独自の進化を遂げた日本のサブカルチャーに世界的な関心が寄せられるなか、このような状況に幅広く対応した次世代の辞書が必要なのではないか――。こうした声が内外から聞かれるようになり、2005年、本辞典の改訂増補版を立ち上げるに至った。
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