2025年1月5日日曜日

インターメディアテク「写真家立木義浩×東京大学」3

会場に入ると立木義浩さんのオリジナル写真が展示されており、チョッと離れた独立ケースに被写体となった剥製が置かれていました。

年賀状に彫ろうと思っている珍鳥の本物が、剥製とはいえ本物が、その前日わが眼前に飛来してくるとは!! これがシンクロニシティでなくって何でしょうか。田中一村の魂魄が、インターメディアテクへ僕を誘導してくれたとしか思えませんでした。

もちろん年賀状は「初夏の海に赤翡翠」をほとんどそのままパクッたので、立木さんの写真や剥製を参考にすることは特にありませんでした。しかし田中一村が奄美のアカショウビンを見て感動し、あの傑作を生み出したんだと思うと、握る彫刻刀にもおのずから力が入ったのでした。

 ヤジ「その割にはあまりパッとせん出来映えだな!!

 

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根津美術館「唐絵」6

また島田先生は、「題辞、題詩が単に画図をみた印象、感想を述べるだけでなく、画図の主題と密接な関連があって、 画図の十分な理解のためにはその詩文の解釈が欠かせないとか、題跋の加わることが予期されるというような条件をおくことが必要であろう」と指摘しています。 さらに島田先生は、詩画軸...