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2024年2月22日木曜日

出光美術館「池大雅展」4

 

薩都刺「客中九日」

  俺は南方ゆく行商 重陽節がやって来りゃ

  あの懐かしき故郷ふるさとと まったく違わぬ菊の花

  隣にゃ酒屋があるけれど 菊酒 買う銭ぜにごうもなし

  一人「登高とうこう」吟ずれば 腸 断つ思いが胸に満つ

原詩には「一度の孤吟」とあるだけですが、きっと杜甫の「登高」だったと思います。薩都刺の出身はよく分からないようですが、吉川幸次郎先生は回教徒部族の出身だという説を紹介しています。もっとも、じつは漢人だったのに、時世に適応するためわざと外国人風の名を名乗ったという陰口も、『至正直記』という本には書かれているそうです。薩都刺先生も生きていくのが大変だったんだなぁと、チョッと同情したくなります()


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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 13

  荻生徂徠「稲子善の作に次韻す 五首」(5)  江戸城 紫煙に囲まれて 東海 潮 うしお が 流れてる はるかに夕日を眺めつつ 杯 さかずき 挙げて酒を酌む 富士の雄姿を見たいという 気持ちが君にあるならば  我が家の白雪楼からの 眺望 惜しまず差し上げよう