2024年1月11日木曜日

2024謹賀新年11

 

大窪詩仏「『酒は独ひとり飲む理ことわり無し』を賦し得たり」

 掃愁箒そうしゅうそうとは酒のこと 釣詩鈎ちょうしこうとも呼ばれます

 落ち込んだらば飲んでごらん でも独酌じゃ~効果なし

 詩を詠むときも独酌じゃ~ すぐれた詩なんかできません

 「酒 酒を飲む」というように 注いで注がれて盛り上がる

 酒の池など欲しくない 酒粕さけかすの丘――それも要らん

 酒仙なんかは望みません 酔郷王となることも……

0 件のコメント:

コメントを投稿

皇居三の丸尚蔵館「近世の御所を飾った品々」7

  もっとも慶長 6 年といえば、友松が桂宮家に出入りし始めたころですから、挨拶代わりの自己紹介、ブッチャケていえば売り込み作戦だったかもしれませんが、これは友松のために言わないほうがよかったかな ( 笑 ) 当時智仁親王は弱冠 22 歳、千年の齢を保ちつねに緑を失わないトキ...