しかし、残っている写真から見ると、光琳の直筆であることは疑いないであろう。しかも、西本願寺が登場する点で非常に興味深い。光琳が夢のなかで西本願寺を訪れることになったのは、しばしば訪ねていたためであったにちがいない。
光琳程度の技量では、現在国宝となっているような能舞台で演じることはできなかったかもしれないが、少なくとも、鑑賞に出かけていたことは、先の『二条家内々御番所日次記』の記事が語ってくれているのである。
池袋東武百貨店 6 階美術画廊「今様江戸琳派 雨華庵 伊藤哲 日本画展」 <10 月 8 日まで> 伊藤哲 いとうさとし さんの標記個展が始まりました。伊藤さんは 1962 年千葉に生まれ、東京藝術大学の油画科と版画専攻を卒修了しました。電通でアートディレクターをつとめた...
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