一方風呂嫌いの僕は、その1週間シャワーを浴びず、もちろんバスタブにも浸かりませんでした。そもそも敦煌あたりは、9月でもカラカラに乾燥していますから、まったく問題ありませんでした。
ところが帰国すると、蒸し風呂みたいな残暑です。家に着くと即シャワーを浴びたのですが、ちょっとパンツ一丁でいたのが悪かったらしく、ひどい夏風邪をひいてしまいました。ようやく癒えたあと國華編輯会議で小林兄に会い、そのことを話すと一言――「シャワーでコーティングが取れちゃったんだよ」
展覧会タイトルの「絶滅写真」は、杉本さんが愛して止まない銀塩写真が、いまや絶滅の危機に瀕している技法であるところから名づけられました。展覧会趣旨にあるとおりですが、さらにさまざまな意味を読み込みたい誘惑に駆られます。 銀塩写真が絶滅危惧種であることは事実ですが、写真その...
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