2023年7月16日日曜日

コウルズ・コレクション研究会1

 

国文学研究資料館「メトロポリタン美術館所蔵コウルズ・コレクション研究会」

 はじめて知りました!! 米国・シアトルにチニー・コウルズさんという日本美術コレクターがいらっしゃるそうです。僕と同じ80歳ですが、カクシャクとして蒐集を続けているとのこと、その多くがメトロポリタン美術館に寄贈され、間もなく特別展が開催される予定になっています。もちろんキューレーションは、お馴染みMETのジョン・カーペンターさんです。

一昨日、立川・高松にある国文学研究資料館で、このコレクションをテーマに研究会が開かれました。カーペンターさんとMETリサーチ・アソシエイトのティム・ジャンさんが、「古筆切」「墨蹟」「近世大和絵」「唐画」に分けて研究発表を行ないました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

皇居三の丸尚蔵館「近世の御所を飾った品々」6

 友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社  1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...