さっそく取り出す唐獅子の ふたの鈕ちゅうなる古香炉や!!
箱には蜘蛛の巣 張りめぐり 昔っからの塵つもる
購い得たり数銭で 毎日のごと賞玩す
かすれた銘は「乾山」と よく見りゃかすかに読めるだけ
払い拭ってよく磨きゃ 真の光輝が現われて
ただ人為なき自然の妙 おのずと優れ得も言えず
もっとも慶長 6 年といえば、友松が桂宮家に出入りし始めたころですから、挨拶代わりの自己紹介、ブッチャケていえば売り込み作戦だったかもしれませんが、これは友松のために言わないほうがよかったかな ( 笑 ) 当時智仁親王は弱冠 22 歳、千年の齢を保ちつねに緑を失わないトキ...
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