2023年7月13日木曜日

『荻生徂徠全詩』第2巻3

 

ところがわずか3年にして、『荻生徂徠全詩』の第2巻を頂戴することになったんです!! その精密詳細なる訳注をみると、人間業とはとても信じられません。たとえ田口一郎さんとお二人で進められたとしても、荒井建さんはオン年94歳ですよ!! 傘寿だ傘寿だと騒いでいる饒舌館長は、恥ずかしくって穴があったら入りたい気分です。

静嘉堂文庫美術館を6月下旬に退職した僕は、7月はじめの数日、チョット昼酒をやりつつ『荻生徂徠全詩』第2巻から選んだ詩に戯訳をつけて、8年間の疲れを癒しました( ´艸`) 卯酒――朝6時ごろから飲みだす酒――と洒落たいところですが、白楽天の真似をすれば、もう戯訳どころじゃなくなってしまいます。


0 件のコメント:

コメントを投稿

皇居三の丸尚蔵館「近世の御所を飾った品々」6

 友松は晩年、桂宮家を創始した智仁 ともひと 親王のもとにしばしば出入りし、押絵の注文などを受けていたことが、記録から明らかになっているからです。畏友・河合正朝さんの『友松・等顔』<日本美術絵画全集 11 >(集英社  1978 年)によると、桂宮淑子 すみこ 関係の記録にある「...