平沙落雁(党懐英「漁村詩話図」)
水辺の村の暁は 画の最高のモチーフだ
詩歌の抒情を画のなかに 盛り込むことができるから
漁夫ひとりでに醒めたけど またひとりでに酔っている
自分自身が画のなかに いることさえも知らぬげに……
この詩は「中華詩詞網」にみつからず、五山詩アンソロジー『錦嚢風月』に「漁村詩話図」として載っていることが判りました。これまたネットのお陰です。
体調不良のため1週間休ませてもらいましたが、今日から再開いたします。よろしくお願い申し上げます。
愛用する『能・狂言事典』(平凡社 1987年)から、「高砂」の「鑑賞」を引用することにしましょう。 編者のお一人である羽田昶さんは、能謡曲にまったく無知であった僕を親切に教導してくださった恩人です。 「光琳と能」「宗達と能」といった拙論をまとめることができたのも、ひとえに羽田さん...
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