2023年5月6日土曜日

静嘉堂@丸の内「明治美術狂想曲」14

静嘉堂文庫美術館には、この帯紙コシマキを考えた安村敏信副館長というすごいアイディアマンがいたんです!! この作品については、3年前「饒舌館長」に「醍醐書房『須田記念 視覚の現場』第2号」と題してアップしたとき、触れたことがあります。今回はその「おまとめ版」でお許しいただくことにしましょう。

 原田平作さんの醍醐書房から出ている『美術フォーラム21』に、お世話になっていない美術史研究者は少ないと思います。かつて僕も特別編集員に加えてもらったことがありますし、「江戸の美学」という拙文を寄稿したこともあります。原田さんが編集する『民族芸術』に、これまた拙文を載せてもらったこともあります。

 

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根津美術館「唐絵」9

ですから NHK 青山文化センター講座の配布資料には「伝周文筆」としましたが、先の『室町画賛』では厳密に「筆者不詳」としてあります。アカデミックな意味では「筆者不詳」ですが、ずっと周文筆と言われてきわけですから、「伝周文筆」で構わないでしょう。もちろん「唐絵」展のキャプションは「...