2023年2月6日月曜日

東京美術俱楽部「芸術の源泉 富士山」口演2

 

与えられた時間は50分――これでベスト10ですから、饒舌館長にとってはきわめて厳しい!! しかも狩野博幸さんの名言「予定の講演時間は絶対に延長してはならない」という命題が加わるわけですから、これはもう「如何ともし難い」というヤツです。

仕方がないので松島さんにお願いし、1スライド3分、15スライドで45分というスライドショーに設定してもらいました。昭和45年(1970)最初の講演をやって以来、はじめてのチャレンジです。それにしたがって闇雲にしゃべることにしました。

もちろんこれまでは、スライドを映しながらしゃべり、しゃべり終わると次のスライドに進むという普通のやり方でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』7

しかし渡辺浩さんは、先行研究が指摘した二つの点について、高橋博巳さんの見解が示されていないことが、やや残念だとしています。その先行研究というのは、大森映子さんの『お家相続 大名家の苦闘』(角川選書)と島尾新さんの『水墨画入門』(岩波新書)です。 僕も読んだ『お家相続 大名家の苦闘...