ついでにというと失礼かもしれませんが、翌日の高野公彦選「朝日歌壇<番外地>」にも迷吟賛酒歌が選ばれていました。
生きて来て酒を沢山たくさん飲んだので我は酒税の還付を望む 木村義熙
最後に先日紹介した『漢詩酔談』から、白楽天の「陶潜の体に効ならう詩 その五」を、またまた戯訳でアップすることにしましょう。浅田次郎さんは下戸のメリットとして、第一に酒代さかてのかからないことを挙げています。
かの酒仙詩人・白楽天は、多くても3、4杯で酩酊してしまう自分と大酒飲みを比較し、陶然たる壷中の天という点では両者まったく差がなく、大酒飲みは酒代がかかるだけだと自慢しています。しかし浅田次郎さんのようなホンモノの下戸に比べれば、白居易先生!! やはりお金がかかるんじゃ~ありませんか?(笑)
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