明・石濤「友人と夜飲す」(続)
何を隠そうこの俺は 摩詰まきつ王維の再来だ
だから必ず酔ったとき 自然の天真 現われる
斉帝せいてい選んだ三千人 君こそ中の一人なり
颯爽としてイケメンで 生気溌剌 好男子
我が愛用のチビ筆を 取り君を見て大笑し
たちまち立って舞うように 描き終わると絶叫す
雄叫びみたいな一声で さらにひろがる天空ぞ!!
ゆえに輝く満月も 小さく見えます中空なかぞらに
この新館開館記念展の第 3 期に当たるのが、 3 月 12 日から始まった「近世の御所を飾った品々」です。カタログに載る「ごあいさつ」の一部を、最初に掲げたというわけです。去年から新生「皇居三の丸尚蔵館」をお訪ねしようと思いながら、ついに今日まできてしまいました。 実を...
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