いよいよ夏休みです!! 今年も大好きな漢詩に戯訳をほどこし、楽しみながら過ごすことにしました。チョット昼酒をやっているうちに、漢詩は漢詩でも、今回は賛酒詩でいこうということになり、串田久治さんと諸田龍美さんの『漢詩酔談』(大修館書店 2015年)を本棚から引っ張り出してきました。
青木正児先生の『中華飲酒詩選』(筑摩叢書)や、沓掛良彦さんの『壷中天酔歩』(大修館書店)の方が少しアカデミックかもしれませんが、チビチビやるにはちょっとアルコール度が高すぎるような感じがしたものですから……。
この『國華』 1194 号に載る、平田寛先生の國華賞受賞記念講演録「日本仏画の美しさ」にも深く心を動かされます。その感動的な〆の一節を、引用せずにはいられません。 人類の絵画史において、ミケランジェロ絵画の強壮なドラマや宋代水墨山水画のゆるぎない真実を、ひとはすべて偉とす...
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