2022年5月7日土曜日

蕪村唐寅試論1

 

拙論「蕪村唐寅試論」(『國華』1518号)

 何度かいま書いているところだというようなことをアップしたように思いますが、拙論「蕪村謝寅試論」がようやく活字になりました。30枚ほどの短い文章なのに、ずいぶん時間がかかってしまったのは性怠惰のゆえです。いや、後期高齢者のゆえかな( ´艸`) しかしその間に、佐藤康宏さんの教示を得てバージョンアップをはかることができました。佐藤さん、ありがとう!! 

この『國華』1518号は、マシュー・マッケルウェイさんの「進出『程嬰杵臼豫譲図屏風』考察」、五十嵐公一さんの「狩野興以の法橋叙任」、佐藤康宏さんの「与謝蕪村筆倣唐寅夏山訪隠図」にマイ拙論という構成になっています。これまでの普通号とはチョット変わったラインナップですが、結構おもしろい号になったのではないかと自負しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』3

  前回、東京国立博物館の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を紹介しましたが、実をいうと後期高齢者の僕には「コンテンツ」の意味がよく飲み込めませんでした。しかしこの辞典にはチャンと「コンテンツ」という項目があって、簡にして要を得た説明がなされています。しかも「マーシ...