万里集九「猫児双蝶図」
咲き定まりたる牡丹花は ほかの花とは交わらず
日なかの木陰 傾くも 母ネコ眠らず子のために
誰かが見ている春の夢 蝶々ちようちよのはかない羽のよう
鋭い牙にもかからずに 二匹の蝶が悠々と……
荻生徂徠「西台侯席上の作 二首」 玉の杯 さかずき 傾けりゃ 広がる琥珀の美酒の香 か よ!! 「奔放不羈なる公主様!!」――やたらと みんな が持ち上げる 豪華に装う取り巻きが 無数に居ても酒泉なる 太守の印綬を戴ける 器量の人はおりますか? 春 醸 かも され...
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