蒲[がま]ならば なれるものなら蒲蓆[がまむしろ]……
ほっそりとしたうつし身に 秋 三月[みつき]の間 敷かれたい
でも残念!! 寒くなったら虎皮に
代えられ一年経たなけりゃ そなたの御用にあずかれぬ
絹布なら なれるものなら履[くつ]となり
そなたの御足[みあし]にまといつき 一緒に歩き回りたい
でも残念!! 夜は履脱ぎお休みに……
寝台のそばむなしくも 棄てておかれる一晩中
また島田先生は、「題辞、題詩が単に画図をみた印象、感想を述べるだけでなく、画図の主題と密接な関連があって、 画図の十分な理解のためにはその詩文の解釈が欠かせないとか、題跋の加わることが予期されるというような条件をおくことが必要であろう」と指摘しています。 さらに島田先生は、詩画軸...
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