梁の劉生 任侠に 生きて落ちぶれ鋤[すき]で田を……
千日間酔い続けても 非難さるべきことじゃない――君もそうだと思うだろう
晋の畢卓[ひったく] 放胆に 生きアル中になってなお
両手に肴とサカズキを 掲げて飲んだが何故わるい?――君もそうだと思うだろう
君に勧めん 飲むならば 李白みたいに百斗飲め!!
しかし飲んでもあんな詩が 我らにできるはずもない
しょせん昔の天才を うらやむなんて愚の骨頂
よし有名になったとて 酒にしくものありやせぬ
第 3 回、(明治) 35 年 4 月には、(山中)古洞が、(幸田)露伴の「二日物語」を、私(清方)が、(尾崎)紅葉の「金色夜叉」を、これは二人が申合せて製作出品した他に、江戸時代文学を全員の課題に撰んだ。英朋の「梅ごよみの米八」、(河合)英忠の「浮世風呂」、(福永)耕美の「膝...
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