秋夜、友人に別る。『安』の字を得たり
別れの宴[うたげ]は真夜中に なってお酒も冷えました
「別れたあともお互いに 無事で……」と言葉 交わすのみ
今夜はるかに指差した 関所の山に出た月を
明日は地の果て行く馬の 背中で君は見るのでしょう
しかも、源融は先の一首からも想像されるように、陸奥に関心を寄せ、塩竃 しおがま の浦をしのんで難波の浦から邸内の池へ海水を運ばせ、塩を焼かせて楽しんだことになって います。異郷への興味という点で、 日本へ関心を寄せた 唐の皇帝や 白楽天とも 微妙に 通い合うのです。 さらに両者...
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