2020年10月28日水曜日

東京国立博物館「桃山」7

それでは、なぜ一緒に出陳されている大作「韃靼人狩猟図屏風」や「巌樹遊猿図屏風」じゃ~なく、「李白観瀑図」なのか? それはすでにアップしたNHKカルチャーラジオ「葛飾北斎再発見」のせいです(!?) この日、NHK青山文化センターで収録を終えてから東京国立博物館へ向いましたが、そのカルチャーラジオではちょうど北斎の「詩哥写真鏡」を取り上げ、とくにその「李白」に焦点を絞ったところだったからです。

式部輝忠の「李白観瀑図」は小品ながら、魅力にあふれる作品で、とくに李白の描き方がとても興味深く感じられます。李白は顎を突き出すようにして、顎ひげをひねりながら詩想を練っていますが、頭部が異様に大きく、5頭身くらいにみえます。李白の表情を印象づけるために、どうしても頭部を大きく描く必要があったのでしょう。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

独創的詩人・白石かずこさんに想いを寄せる会を水田宗子さんが開催‼ 8

   第2部は 8人の現代詩人、 野村喜和夫 、巻上公一、小池昌代、辻和人、岡本啓、森山恵、中保佐和子、菊地利奈 (敬称略) によるリーディングでした。 一般的な 日本語 による 朗読のほか、日本語 朗読 の掛け合い、書跡でいえば重ね書き風 の 朗読、英訳朗読、日本語と英語の掛け...