2020年8月23日日曜日

追悼 山崎正和先生1


 劇作家にして文明評論家の山崎正和先生が19日、86歳でお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表わすとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。お会いしたことはありませんが、『世阿弥』に代表される室町ルネッサンス史観からとても大きな示唆を受けてきました。
昨日の『朝日新聞』に載る「評伝」は、編集委員の村山正司さんによって書かれています。旧満州で育ち、14歳で戻った日本文化の世界は、みずからの大陸的な感性とはかけ離れていたそうです。
そのせいでしょう、先生がはじめは「和歌などの伝統的文化にもなじめなかった」とおっしゃるので、村山さんが『世阿弥』は室町時代の話ではありませんかとツッコミを入れると、「室町時代はルネサンスにも似た近代的世界だったのですよ」と微笑んだそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣3

      吉田先生のおっしゃることは、当らずといえども遠からず かもしれません 。 風景版画の 北斎・広重・巴水 をたたえて3Hというそうですが、 広重や巴水 が好きな方は 、 「吉田先生の言うとおり!!」と拍手喝采 を する でしょう 。しかし 北斎の 「詩哥写真鏡」 は傑作...