2020年8月2日日曜日


0 件のコメント:

コメントを投稿

すみだ北斎美術館「北斎をめぐる美人画の系譜」10

   此の梅歌といえるは、其のむかしは北の方(吉原)にて何やの誰といいしさる■の女郎なりしが、少し訳ありて、此の里へ来りし也。彼の廓<くるわ>に有りし時分より、此の客と色事にて、たがいにあだしのの露とともに消えて、未来で添おうの何のかのという仲とはなりにけり。一体器量もよくたおや...