2020年6月11日木曜日

梅棹忠夫『知的生産の技術』4



そもそも、日本人はローマ字を用いるべきだとするならば、梅棹先生ご自身が『知的生産の技術』をローマ字で出版されればよかったかもしれませんが、岩波書店さんは絶対「ウン」といわなかったでしょう。もちろん商売上の観点からいって……() 漢字という偉大な発明品は、もう漢――中国だけのものではなく、東洋の文化遺産なのだと思います。
76歳の今日に至るまで51年間、もっぱら京大型カードのお世話になってきました。これもひとえに梅棹先生のお陰であり、『知的生産の技術』を読んだ賜物です。しかも今や、東大生協や伊東屋に行かなくても、ネットで簡単に買えるんです。
もっとも朝日新聞の記事によると、『知的生産の技術』は単なるハウツーものではなく、「知的武装」の方法を提案したものであり、教養主義崩壊の始まりともリンクしていたそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣9

      「 春道列樹 はるみちのつらき × 李白」は 対自然 驚愕ペアです。列樹は 平安前期の公家歌人、「百人一首」に採られる「山 川 やまがわ に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬもみぢなりけり」が代表歌です。「詩哥写真鏡」 の <春道のつらき>もこの和歌に よると言われ...