更にまた河辺の樹木輝いて 繚乱として花びらは散る
昔聞く月に生えるという桂 大内裏へと移植されたと
縹渺と仙界の花風に散り 音一つなく流れに落ちる
漢水の女神が絹の靴下を はいて波上を歩むに似たり
鄭交甫女神の帯び玉いただいた 直径一寸輝く光彩
胸痛む岸辺の鶏[とり]の鳴き声に…… 交甫なんかじゃないこの俺は
川の月見えなくなったし岸の花 いつも咲いてるわけでもないさ
変らずにみなぎる川の水だけが 岸辺の街をめぐり流れる
これまた前野先生によると、杜甫たちは酒を飲みながら詠んだことになりますが、 きっと我が国の 名所歌 も同じだったに ちがい ありません( ´艸`) それはともかく、この杜甫が吟じた五言排律と我が 名所歌 との間には明らかに類縁性が感じられます。杜甫をはじめとする唐詩の世界から...
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