更にまた河辺の樹木輝いて 繚乱として花びらは散る
昔聞く月に生えるという桂 大内裏へと移植されたと
縹渺と仙界の花風に散り 音一つなく流れに落ちる
漢水の女神が絹の靴下を はいて波上を歩むに似たり
鄭交甫女神の帯び玉いただいた 直径一寸輝く光彩
胸痛む岸辺の鶏[とり]の鳴き声に…… 交甫なんかじゃないこの俺は
川の月見えなくなったし岸の花 いつも咲いてるわけでもないさ
変らずにみなぎる川の水だけが 岸辺の街をめぐり流れる
太田記念美術館「鰭崎英朋」< 7 月 21 日まで> 鰭崎英朋? 知っている方は多くないでしょう。「ひれざきえいほう」と読みます。僕の持っている『広辞苑』電子辞書で「ひれざきえいほう」と入れると、「鰭酒」と出てきて「鰭崎英朋」は出てきません(!?) この「饒舌館長ブログ...
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