更にまた河辺の樹木輝いて 繚乱として花びらは散る
昔聞く月に生えるという桂 大内裏へと移植されたと
縹渺と仙界の花風に散り 音一つなく流れに落ちる
漢水の女神が絹の靴下を はいて波上を歩むに似たり
鄭交甫女神の帯び玉いただいた 直径一寸輝く光彩
胸痛む岸辺の鶏[とり]の鳴き声に…… 交甫なんかじゃないこの俺は
川の月見えなくなったし岸の花 いつも咲いてるわけでもないさ
変らずにみなぎる川の水だけが 岸辺の街をめぐり流れる
静嘉堂@丸の内「元禄!師宣劇場」<8月23日まで> 静嘉堂文庫美術館には浮世絵の創始者・菱川師宣にアトリビュートされてきた「十二ヶ月風俗図巻」上下2巻があります。しかし一般に知られてきた師宣の基準作と比較すると、描写があまりにも丁寧でやや硬い感じを与えるためでしょうか、 師宣...
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