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2020年2月8日土曜日

静嘉堂文庫美術館「磁州窯と宋のやきもの」7


「油滴天目」と「法螺貝香炉」の二点は、すでに重要文化財に指定されていて、国宝も夢ではありませんが、未指定ながら、磁州窯の傑作「白地黒掻落し牡丹文枕」を三点目にあげたいと思います。

磁州窯お得意の白地黒掻落しという技法に、非の打ち所がないとはいえ、やはり民窯の磁州窯、得もいえぬ箆削りのあとが心を和ませてくれます。融通無碍とも見える牡丹のデザインは、凛とした黒白対比のなかにどこか懐かしさをたたえて、一夜の安眠を約束してくれそうです。

この「牡丹文枕」は、来年一月十八日(土)から我が館で始まる「磁州窯と宋のやきもの」展を象徴する一点です。ぜひご来駕のほど、お待ち申し上げております。

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荻生徂徠「 同 に折楊柳を賦す 西の字」  今や宴 うたげ もたけなわだ 歌声 高く響かせよ  差しつ差され つ 義兄弟 心 浮き立ち爽快だ  柳の枝を折りわがね 旅立つ人はすでに発つ  渭城の西のまた西に かの陽関はあるのだぞ!!