2019年6月3日月曜日

千墨会・墨の祭典2


続いて、お弟子さん、孫弟子さんの作品300点以上を一つ一つ拝見し、最後に招待作家15人の力作を深く心に焼きつけました。

会場では、その招待作家の方々が、千雲さんを中心に揮毫合作を披露されています。千雲さんからは、僕にもぜひ一筆をと勧められましたが、日比谷高校美術部部員として画筆を握っていたのは60年前の話です。厚かましさで知られる饒舌館長も、さすがにこれはご辞退申し上げました。

揮毫合作が終れば、会場を移して和気藹々たる祝賀会となりましたが、勧められた一筆は辞退しても、勧められた一献はモチ進んでお受けしたことでした()

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