シンポジウムでは、ローゼンフィールド先生のキーノートスピーチに続いて、僕の発表となりました。ローゼンフィールド先生は東洋美術の偉大な研究者でしたが、すばらしいユーモアのセンスに溢れています。僕を紹介してくださった最後に、一言付け加えました。「東京大学では教授も家元制度によって選ばれるんです」――間髪を置かず大爆笑がおこりました。
キーン先生の発表は、能と狂言の家元制度に関するものでした。あぁこれが有名なキーン先生なんだと耳をそばだてて聴きましたが、英語のため、よく分かりませんでした(!?)
7人の発表が終わり、そのあとのレセプションも8時過ぎにお開きとなりました。タクシーを呼んで、「ハーバード・クラブまで……」というと、連れて行かれたのは、原色のネオンまたたく「ハーバー・クラブ」というボストン港を望むバーでした。これも何かの縁とばかりに一杯ご馳走になり、改めてハーバード・クラブに向ったことはいうまでもありません(!?)
0 件のコメント:
コメントを投稿