2019年2月28日木曜日

そば太田 5


そういえばあの台風はひどかったし、ぜひやりたいという後継者もいないまま、閉鎖することになったのではないでしょうか。台風はしかたないとしても、こうして良心的な食材店がまた一軒、我が日本から消えていってしまったわけです。以前、秋田でもときどき聞いたような話ですが、これも世の流れというヤツで、どうしようもないことなのでしょうか。

仕方がないので、春菊天うどんを関東風汁でご馳走になりましたが、メニューを見ると、お酒はもちろん、砂肝やタコ天や唐揚げなど、美味しそうなツマミもありまです。いざとなれば、天抜きも作ってもらえるのではないでしょうか――路麺店じゃ無理かな? いや、路麺店といっても、ちゃんと椅子のあるお店だから大丈夫かな? それはともかく、今度はぜひ夕方にでも見舞いに来ようと思いつつ、國華社に向ったことでした(!?) 

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根津美術館「唐絵」8

   その山水はいわゆる辺角の景という構図になっています。画面の左上から右下に対角線を一本引いて、その左下に近景を描き、右上の余白に遠景を添えて遠近感を視覚化させています。 このような辺角の景は、中国・南宋時代の画院画家である馬遠や夏珪が好んで用いた構図法でした。ですから馬の...