2018年7月25日水曜日

後期高齢者2


これからは皆様のお力添えを得て、末期高齢者に、さらに臨終高齢者に向けて歩を進めて行く所存でございます。今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほど、衷心よりお願い申し上げます。

以上のような謝辞をフェイスブックにアップしたところ、これまたたくさんの「いいね」をいただき、勇気凛々百倍千倍といった気分でございます。「河野先生は高貴高齢者です!」などというヨイショもございましたが、饒舌館長がそんな高齢者になれるはずもございません。

ほかにどんな「こうき」があるかなと『広辞苑』を引いたところ、「拘忌」というのがあり、「拘忌高齢者」も悪くないなぁと思った次第でございます。「拘忌」というのは、「縁起をかついでつまらないことにこだわること」だそうです。つまり後期高齢者なったら、縁起をかついでつまらないことにこだわりながら、シコシコ生きていくのも素晴らしいじゃありませんか(!?)

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館(門司)「琳派の系譜」6

  今回僕は、 髙木 さんのギャラリートークが終わり、皆さんが 3階の併設展示「茶の湯の美」へ移動したあとも、一人残ってこの蓋物を静かにながめ、改めて感を深くしていました。するとどこからか、「 高砂やこの浦舟に帆をあげて ……」 という謡曲「高砂」の有名な 上歌 あげうた の 一...