2018年6月27日水曜日

鏑木清方記念美術館「清方の美人画」1


鎌倉市鏑木清方記念美術館「清方誕生140年記念 清らかに、うるわしく――清方の美人画――」<71日まで>

 インバウンド効果も手伝って、小町通は人であふれかえっているのに、この美術館はいつも清らかでうるわしい別世界です。しかも入館料は300! 絶対オススメですよ!!

 鏑木清方――僕の大好きな近代画家の一人です。どの作品を見ても、みんなすごくいい!!! かつて早稲田大学エクステンションセンターで行なわれた「鎌倉講座」で、「鎌倉にみる近代絵画」と題してしゃべったことがあり、のちにこれは伊藤玄二郎・池田雅之編『鎌倉入門』<日本人の原風景Ⅲ>(かまくら春秋社)に収録されました。

このとき僕は、鎌倉ゆかりの近代画家3人を選んで三題話に仕立てたのですが、もちろん清方さんにも入ってもらいました。「清方は郷愁の画家である」という通説に、若干の私見を加えたものでしたが、今回、清方誕生140年記念展を見て、ちょっと違った感慨をもちました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 15

  モラエスは「以上諸点の総括」の章でも、 「改革の大演劇」によって「美という美がすべて荒廃しつつある」ことを慨嘆しています。 荒廃 のなかに残るわずかな美を探し求めた、サウダーデの旅の結晶が 『日本精神』 をはじめとするモラエスの著作 だったように感じられます。   旅の画家と...